太郎冠者の謡の声を耳にして、自分の前でも謡うようにと所望する主人。
今後たびたび謡わされては大変と、冠者はあれこれ理由をつけて渋ります。
妻の膝枕で寝ないと声が出ないという冠者に、主人は自分の膝を貸しますが……。

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