
鬼茸が、傘を開きかけたり閉じたりしながら、どんどん近づいてきます。これまでひたすら前向きに対処していた山伏ですが、流石にこの鬼茸に対しては、ちょっと腰が引けている様子で、諦めムードが漂っています。
庭は足の踏み場も無いくらいに茸が出ていて、てんで勝手に動き回っています。
鬼茸が、傘を開きかけたり閉じたりしながら、どんどん近づいてきます。これまでひたすら前向きに対処していた山伏ですが、流石にこの鬼茸に対しては、ちょっと腰が引けている様子で、諦めムードが漂っています。
庭は足の踏み場も無いくらいに茸が出ていて、てんで勝手に動き回っています。
横浜国立大学名誉教授。中世日本文学(特に能楽)、古典教育を専門とする。『歌舞能の系譜――世阿弥から禅竹へ』(ぺりかん社、2019年)ほか、能楽・古典教育に関する著書多数。
奈良大学文学部国文学科。高校・大学で美術部に所属し、第29回奈良県高校生アートグランプリでは、平面の部 特別賞を受賞した。奈良大学の講義ではじめて狂言に接し、その感動をイラストで表現している。